■ 第1回コンサート曲目紹介■
- カルメンファンタジー(Bizet-
D.Runswick)
- ビゼーのオペラ「カルメン」のメドレー。
「ロンドン・ダブルベース・サウンド」というCDに収録されています。
オリジナルの楽譜はコントラバス8本ですが、バスガーデンのメンバーでは
足りない為、今回はカルテットでの演奏となります。オリジナルの楽譜は
コントラバス8本ですが二人一組ほぼ同じ楽譜なので、カルテットでも
違和感無く聴けると思います。
1stコントラバスが常時メロディーを担当し、残りパートが伴奏をつけるという
編曲となっています。
Suite and
Lowより「犬小屋の中のシュトラウス」 (D.Runswick)
-
- カルメンファンタジーの編曲者Runswickの作品「Suite and Low」の中の一曲。
この曲は収録CDが多数あり、楽譜も入手しやすい為コントラバスアンサンブルとしては
有名な部類に入ります。
シュトラウスの名曲、美しき青きドナウ・ラデツキー行進曲・こうもり序曲・トリッチトラッチポルカが若干のアレンジを加
えられながら登場する非常に明るく楽しい楽曲です。
Concert for 4
Contrabass (G.P.Telemann)
- 「4つのソロバイオリンの為のコンチェルト」のコントラバス編曲版。
基本的に各ソリストのカノン(輪唱)で進んでゆきます。
バイオリンで弾くのであればそれほど難しくなさそうですが
コントラバスである程度のテンポで弾くとなると結構難度が高いです。
全楽章きれいな和音が続いてとても聴きやすい曲となっています。
QUARTET FOR DOUBLE
BASSES No. 2(Jan Alm)
スウェーデンのコントラバス奏者ジャン・アルムによる作曲。アルムのコントラバスカルテットのNo.1は録音が出回って
いますが、No.2はいまだ確認できません。本当のことを言えばNo.1を演奏したかったのですが、どうしても楽譜が見つからない為に断念。No.1はと
てもかっこいい曲なのでNo.2もかっこいいに違いない!ということで今回取り上げることとなりました。
このコントラバスカルテットは国際コントラバス協会(通称ISB)の作曲コンテストにて賞を受賞しているようです。曲は
1楽章がさわやかな感じ、2楽章は不気味な舞曲、3楽章は静かで少し悲しげ、4楽章ではマーチのようなテーマが現れ、陰鬱な2,4番の長い掛け合いの末、
華やかに曲を終えます。
1番から4番まで満遍なくハイポジションが出現し、1番がソロ、他が伴奏というよくコントラバスカルテットに見られる図
式はまったく成り立たず、むしろ2,3,4番にソロが多用されています。 - 演奏時間は約25分というコントラバスカルテットとしては超大型の作品となっています。
※この原稿を書いてる最中にNo.1の楽譜を発見してしまいました。あれだけ探して見つからなかったのに…次回は
No.1を取り上げようかな
- 剣の舞(A.Khachaturian , S.Hirata)
剣の舞は、バレエ「ガイーヌ」の最終幕において、クルド人が剣を持って踊る戦いの踊りの場面で用いられる曲です。
テンポも速く、活気に溢れた曲であり、クラシック音楽の中でもかなり有名なものです。
今回演奏するのは、東京都交響楽団(以下、都響)団員である平田昌平氏が5本のコントラバスのために編曲し、数年前に都響のコントラバスメンバーによって演奏されたものです。楽器を叩いたり、足で床を踏み鳴らしたりと、楽しいアレンジが随所に見られます。